ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2006/10/5発行 第47号

ストリームス Magazine は毎月5・20日発行です。
■□ 今回は「焼き栗」「秋の映画」などの情報をお届けします。 □■

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ディープインパクト、残念でした。
10月2日に行われた「凱旋門賞」は、世界最高峰のレースの1つといわれる競馬のレース。結果は3位に終わりましたが、ディープインパクトの迫力ある走りに大興奮。競馬を初めて見た人でも、後半のかけひきには、思わず手がグー状態だったのではないでしょうか(実は筆者も)。
それにしても、ブローニュの森の中にあるという「ロンシャン競馬場」のきれいだったこと。テニスのフレンチオープンが行われるローラン・ギャロスがあるのも、このブローニュの森。その面積は、東京ドーム180個分。1850年代−パリの大改造やパリ万博、美術館の整備が行われて、パリが芸術都市として深化していった時代に、市民のための森として整備されたのだとか。
うーむ。歴史にはなかなか追いつけません。

+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「焼き栗」
┣ 印刷豆知識 「本の判型」
┗ いまどきの流行りモノ 「秋の映画」

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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第47回
今回は「焼き栗」

ブローニュの森のあるパリは、きっと今頃マロンショーの季節。
秋になると、公園や地下鉄の入り口など街のあちらこちらで、こんな声が聞こえてくるのだそうです。「マロンショー!! マロンショー!! あつあつの焼き栗はいかがかね!!」。なんて、おいしそう!
新聞紙にくるんで手渡してくれるのがまた絵になるのは、そこがパリだから? ニッポンの「い〜し〜や〜〜きいも〜」も大好きですが。そんな訳で、今回はほっくほくの「焼き栗」を集めてみました。

●[焼き栗【大吉】] http://www.hapima.com/prd/02000234/02000234m-242/
●[京やきぐり 比沙家] http://www.kyo-yakiguri.com/products/index.html
●[くまさんの焼きグリ] http://kuma-san.biz/SHOP/545/list.html

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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第47回
「本の判型」

読書も食も進む秋です。印刷の発展も、本や雑誌による活字文化が発展したから。というわけで、秋の間、本についての豆知識をお届けしてみましょう。今回は「本の判型」について。
「判型」と書いて「はんけい」と読みます。本の形や大きさのことで、本のテーマや用途によって、使い分けられていることが多く、大体以下のようになっています。

[文庫判(タテ148ミリ、ヨコ105ミリ)]本来は、古典など、長く読まれるべき古典的タイトルを、手軽に読みやすくするために生み出されたもの。最近では人気作もすぐに文庫化されるようになりました。
[新書判(タテ173ミリ、ヨコ105ミリ)]社会の注目を集めているテーマなどについての書き下ろしが中心。
[四六判(タテ188ミリ、ヨコ129ミリ)]いわゆる「単行本」といわれています。新作の小説やエッセイ集などの多くは、この判型。
[B6判(タテ182ミリ、ヨコ128ミリ)]かつては、教科書や読み物などに多く使われていましたが、最近は少なくなっています。
[A5判(タテ210ミリ、ヨコ148ミリ)]全集や大学の教科書によく使われています。
[A4判(タテ297ミリ、ヨコ210ミリ)]美術書や地図帳などに使われる大きな判型。
[菊判(タテ220ミリ、ヨコ152ミリ)]大きめの辞書や文学全集、企業の社史や辞書などに使われる大きめの判型。

最近の傾向は、かつては四六判が主体だった小説やエッセイなどが、文庫判、新書判に進出。テーマによる棲み分け感が薄れてきているようです。これによって、本来はロングセラーになるはずの文庫判が、すぐに絶版になることも。読書離れは本当に深刻な問題のようです。

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第46回

「秋の映画」

続々と佳作が上映され始める秋。今年はどんな映画がヒットするでしょう。そして、見ておくべき映画は?
まずは、現在上映中の『レディ・イン・ザ・ウォーター』。『サイン』などがヒットしたM.ナイト・シャマラン監督の新作です。風変わりなアパートメントの中で起こるファンタジーですが、登場人物たちが異界へ旅立つのではなく、現実世界の中に異界からの侵入者が現れるパターン。知的なたくらみがいっぱいの、ファンタジーの佳作です。
そして、来週10月14日から始まるのは、古典的な犯罪映画の香りがする『ブラック・ダリア』。監督は見せ上手なブライアン・デ・パルマ、原作はジェイムズ・エルロイ(『ブラック・ダリアの真実』)、そして、女優も美しい(スカーレット・ヨハンセンにヒラリー・スワンク)ときては、めいっぱい期待してしまいます。
さらに、次の週10月28日からは、クリント・イーストウッドの硫黄島2部作のうち、アメリカ側から見た『父親たちの星条旗』が公開。一人の監督が、ある戦争に対し、双方の視点から描くなんて初めてではないでしょうか。
ともかく、今月はこの3本を見てください。秋のように深みと味わいのある映画ばかりです。

●[レディ・イン・ザ・ウォーター] http://wwws.warnerbros.co.jp/ladyinthewater/
●[ブラック・ダリア] http://www.black-dahlia.jp/
●[父親たちの星条旗] http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/

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◆◇プレゼント◇◆

「『比沙家』の京やきぐり」を2名さま

最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。ご希望の方は、下記のURLからご応募ください。
http://www.streams.co.jp/data/shosai.html

【締め切り:10月17日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。

メルマガについてのご感想もお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/

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_|_| 編集後記 _|_|

学生の頃は1週間に10本近くの映画を見ていた私ですが、今では仕事に追われ年に1本見るかどうかの生活。
きっとこれが大人になるということなんだよ。
と、近所の子供達に教えてあげようと思う今日この頃です。

ひらの
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第47号

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