┃ストリームス Magazine┃ 2007/7/25発行 第66号
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「純国産線香花火」などの情報をお届けします。 □■
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「アジアカップ」のサッカー日本代表。準々決勝のオーストラリア戦は、PK戦までもつれ、ハラハラドキドキの展開でした。いよいよ今日はサウジアラビアとの準決勝です。よいチームづくりをしているので、また面白い内容になりそうです。
さて、そろそろ梅雨明けが気になる時季です。23日は、旧暦で最も暑いとされる「大暑」でしたが、気象庁は、九州北部と中国、四国地方で梅雨明けしたと見られると発表。24日には近畿地方も。去年よりは3日早く、平年に比べると5日遅いとか。関東地方もそろそろでしょうか。今年は空梅雨で水不足が心配されていましたが、台風4号などの影響で、梅雨の間の降水量は平年を上回った所が多かったそうです。
+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「純国産線香花火」
┣ 印刷豆知識 「色校正のシステム」
┗ いまどきの流行りモノ 「神保町花月」
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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第66回
今回は「純国産線香花火」
中国のニセモノ食品疑惑の数々、本当に驚いてしまいます。だからというわけではありませんが、国産にこだわった「線香花火」が、静かなブームです。
その前に、子どもの頃によくやった線香花火を覚えていますか? 10本で数十円という安価が魅力の線香花火、実はほとんどが中国産なんです。そういえば火花も小さく、線香花火とはそういうものだと思っている方も多いのではないでしょうか?
実は純国産の線香花火は、繊細な和紙を使い、職人がていねいに作りあげたもの。決して安いものではありませんが、こんな小さなもので日本の夏を感じられるなんて、お得な気もしてきます。今まで知っていた線香花火との落差に、きっと驚くでしょう。
●[山縣商店 純国産線香花火] http://www.hanabiya.co.jp/home/top.html
●[ひかりなでしこ] http://www2.wind.ne.jp/gun_kako/sita/hikarinadesiko.htm
●[牡丹桜] http://www.rakuten.co.jp/hanabi/482420/482497/
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第66回
「色校正の新システム」
それでは、さっそく。現在よく使われている「色校」のシステムについてお話ししましょう。
もっとも一般的なものは、前回お話しした「平台校正機」による色校ですが、ここ数年、この「色校」に変わる、コンピュータを使った色校正のシステムがよく使われるようになってきています。
まずは「コンセンサス」です。
これは、カラー写真用紙と同じ原理で、RGBの光に反応して発色する印画紙を使った校正紙です。フィルムを出力紙に入れて、内部から光を当て、印画紙をCMYKに発色させるという原理です。刷版の必要がないのでコストが抑えられますが、印画紙が高価なので、複数枚出したい場合は逆に割高になってしまう場合もあります。印画紙を使うため、実際に印刷に使う紙とは仕上がりイメージが違うので、色校後の修正の確認に使われる場合が多いかもしれません。
次にあげられるのが「DDCP校正」です。
これは、デジタルデータから直接コンセンサスを出力することができる「DDCP(Digital Direct Color Proof)」装置で作成する校正紙のこと。フィルム、刷版の必要がないので、コンセンサスよりも低コスト。手間もかからないので、短時間で校正紙を出すことができます。「デジタルコンセ」「デジコン」などとも呼ばれています。
実際にデザインワークをするモニタ、プリンタ、そしてDCCPなどの色校正機、そして印刷機の色味がそろってさえいれば、低コストでの色校正が可能になります。最近では「カラーマッチング」の技術が進み、これらの色あわせも容易になってきています。コンピュータによるデザインワークの利点を生かすため、「DDCP」での色校正はますます増えていくでしょう。
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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第64回
「神保町花月」
お笑いといえば、関西の芸人さんたちと、東京の芸人さんたちと、住分けられていたのは、もう過去の話なんですね。
最近の日本のお笑い界は、ほとんど大阪・吉本興業の芸人たち。一気に全国区展開をしようとしているのか、ここ数年、吉本の東京進出がいちじるしくなっています。すっかりおなじみになった「ルミネtheよしもと」がオープンしたのが2001年。「お笑いはライブ!」とばかり、芸人たちのライブが見られる演芸ホールが、「よしもと浅草花月」「渋谷∞ホール」と、続々オープン。この7月7日には、「神保町花月」がオープンしました。本の街・神保町につくってしまうのも、大阪の商魂のなせるワザ?
こけら落としを務めたのは、ポイズン・ガールズ・バンド。かつて、「心斎橋(筋2丁目劇場)」からダウンタウン、今田耕司、「銀座(7丁目劇場)」からココリコ、ロンブー、「渋谷(公園通り劇場)」からガレッジが出てきましたが、神保町からも、新たな芸人が誕生するのでしょうか。ちなみに、歌舞伎町周辺に1000席前後の劇場を持つ構想もあるとか。吉本興業、おそるべし。
●[神保町花月オフィシャルサイト] http://www.fandango.co.jp/jimbocho/
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◆◇プレゼント◇◆
「『立石商店の手造り線香花火』牡丹桜」を2名さま
最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。ご希望の方は、下記のURLからご応募ください。
http://www.streams.co.jp/data/mail.html
【締め切り:8月7日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。
メルマガについてのご感想もお待ちしております。
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_|_| 編集後記 _|_|
各地で花火大会が行われる季節になりました。
基本的に人ごみが嫌いなワタシは、ちっとも行きたいと思いません。
いや、一緒に行く人がいないからとかじゃないですよ。人ごみが嫌いなだけです。
5年近く花火を見ていないイケガメ
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第66号
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