ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2008/4/10発行 第83号

「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「メタボ対策」などの情報をお届けします。 □■
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4月になりました。
新年度の環境にも、そろそろなじんできた頃でしょうか。サクラ見物やお花見には出かけられましたか?
サッカーに続いて野球も開幕し、スポーツ好きな方は今シーズンへの気合いを入れている頃でしょうか。
相次ぐ食品などの値上げはアタマの痛いところですが、メタボ対策にならって、余分な生活費も上手にカットして、楽しいゴールデンウイークを迎えましょう。

+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「サクラの香り」
┣ 印刷豆知識 「はじめての教科書」
┗ いまどきの流行りモノ 「メタボ対策」

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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第83回
今回は「サクラの香り」

サクラ前線は北上中ですが、4月ですから、やっぱりサクラで。
ここ数年の間にすっかりおなじみになったスイーツですが、今年は「サクラの香り」をテーマに、何点かご紹介しましょう。おすすめは、サクラのはちみつ。サクラはもともと香りの強い花ではありませんが、ハチミツにはさわやかな芳香があって、上品な味わい。サクラの花の時季しか採れないものなので、ぜひ今月のうちにお試しください。フラゴナールのサクラの香りも、さわやかで甘い香り。女性のプレゼントにもおすすめです。

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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第83回

「はじめての教科書」

はじめて自分の教科書を持ったときのことを覚えていますか?

新入生らしい子どもたちを見ていると、子どもながらに緊張していたことを思い出します。
日本にはじめて「教科書」と呼ばれるものが登場したのは、明治維新後の明治4年に文部省(現文部科学省)が設けられ、学校制度が始まってから。全国の寺子屋、私塾、藩の学校などを改造した小学校で使われた教科書の多くは、外国の教科書を翻訳して作られました。
文部省が作った『単語篇』などの教科書は、全国に普及させるのが間に合わず、各県に翻刻発行の形で出版させたほか、民間でも自由に編集して教科書として発行することができたといいます。
その頃の日本の印刷業界がどうなっていたかというと、長崎の本木昌造が、明治2年11月から翌3月まで上海美華書館ウィリアム=ガンプルを招いて「活版伝習所」を設立し、鋳造活字製法を習得。日本ではじめての鋳造活字を製作していました。
明治4年4月9日に、長崎製鉄所の付属部となっていた活版伝習所は工部省の所管になり、その一部を本木昌造が新町私塾として引き継ぎました。同年の6月には、「大学並東南校活版御用掛」の東京出張所として、東校(現東京大学)敷地内に「活版所」を設立し、平野富二らを赴任。これが築地に工場を構える「平野活版所」の前身で、明治9年には、はじめての冊子型活字見本帳を発行し、活字の普及のきっかけとなっています。
教科書の需要が、日本の印刷技術を加速度的に進めさせたということがいえるかもしれません。ちなみに、明治19年に発行された『小学国民読本』には、《西洋の書物はみな活版で、支那のものは多く木版を使っている》という記述があります。当時の日本では、木版のほかに、挿絵や図版などには銅板や石版も使われていたようです。活版印刷による教科書が普及するようになるには、数十年を要しました。日本で活字に使われるようになったのは、グーテンベルグが活字を発明してから約400年後だったことから考えると、驚くべき早さだったといえるのかもしれません。

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第81回

「メタボ対策」

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策で、4月から「特定健診・特定保健指導」(通称:メタボ健診)制度が始まり、食品メーカーや健康機器メーカーの「メタボ対策商戦」がヒートアップしています。
メタボ健診とは、メタボリックシンドロームや生活習慣病の早期発見、予防を目的に、40〜74歳を対象に「特定健康診査」「特定保健指導」がされるというもの。
ところで、この「メタボ健診」については、誤解している人が多そうです。《腹囲が男性85センチメートル以上、女性は90センチ以上》の人が即「メタボ」なわけではありません。《腹囲がこの基準を上回った人で、高血糖、高血圧、脂質代謝異常のうち2つ以上該当すると》、「あなたはメタボといわざるをえません」と判断されるということなのですね。
国家として医療費を減らしたいという事情があるようですが、これをきっかけに規則正しい生活習慣が身につけばよいですし、40歳以下の人たちも健康への意識が高まったりして、CO2の削減と同様、一人ひとりが心がければ、数年後には本当に医療費が減少しているかもしれません。
さて、「メタボ対策商戦」ですが、やはり大幅な成長をとげそうなのが、「体組成計」などのエステティック関連機器。ラジオ波によって血行を促進し、余乗脂肪の除去を期待する業務用「ラジオ波マシン」や、電気的な刺激で筋肉を収縮させ、筋肉を強化する「EMSマシン」、水道水を取り込んでミネラル酸素水を作り出す「酸素水サーバー」、体重や体脂肪率(体重に占める脂肪の割合)のほか、筋肉量や骨量なども測れる「家庭用体組成計」など、絶好調のようです。
コンビニ各社も、低カロリーの食品を続々投入。この春は「メタボ対策」の文字をあちらこちらで目にしそう。これから薄着の季節ですし、こんなブームにはぜひ乗ってみたいものです。

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_|_| 編集後記 _|_|

「はじめての教科書」といいますと、昨日、ウチの娘がまさに手にして帰ってきました。彼女はどんな気持ちなのかな?
成長がうれしい反面、心配も年々増していく今日この頃…

それでも親バカはなおらない渡会
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第83号

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