ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2008/9/10発行 第93号

「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「FSC認証紙」などの情報をお届けします。 □■

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夏休みが終わり、九月になるといろいろなことが動き始めます。
わが日本でも、福田首相が辞任を表明して大騒ぎ。ゲリラ豪雨が相次ぐなど、天気の方も揺れています。今年の9月は何が起きるでしょうか?
さて、2008年も後半です。夏の疲れを癒しておきましょう。

+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「栗スイーツ」
┣ 印刷豆知識 「FSC認証紙」
┗ いまどきの流行りモノ 「コピ・ルアク」

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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第93回
今回は「栗スイーツ」

スイーツで秋を先取り!とくれば、あなたは、栗派?それともかぼちゃ派?
やはり栗スイーツ。
「栗」には、大きく分けて4つの種類があります。国内で売られている「ニホングリ」、天津甘栗に使われる「チュウゴクグリ」、マロングラッセなどに使われる「ヨーロッパグリ」、そして「アメリカグリ」があるのだとか。
和スイーツなら、栗甘納糖、栗きんとん、栗ようかん。洋菓子なら、モンブランやパウンドケーキと、ほんとうにさまざま。やはり、秋スイーツのプリンスですね。

●[パティスリー クリ 栗ケーキ] http://www.patisserie-net.com/patisserie/shopsweetslist.asp?Tcd=008&Scd=003
●[和栗丸ごとモンブラン] http://www.rakuten.co.jp/kamasho/430237/783703/
●[栗庵風味堂 栗庵みつ] http://www.fumido.co.jp/shopping/anmitsu/anmitsu.html
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第93回

「FSC認証紙」

印刷会社が取り組んでいかなければならない環境問題は多く、環境に配慮した「紙」を使うことも、そのひとつでしょう。

環境配慮型の紙というと、「再生紙」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、再生紙と一口にいっても、一度「紙」(板紙も含む)として使用され、回収された古紙を配合した、古紙入りの紙の総称で、実際には、古紙パルプが5%しか含まれていなくても「再生紙」と言われています。これでは、環境に配慮しているとはいえません。

そんななか、注目されているのが「FSC認証紙」です。
古紙パルプを原料にした再生紙をつくることは、廃棄物の削減や木材資源の節約につながるので、さらに積極的に推進していく必要があります。しかし、紙はリサイクルを続けると品質が低下してしまいます。

「FSC認証制度」は、適切に管理された森林から伐採された材料を使って、製品が製造されたことを証明する制度。
「FSC認証紙」とは、適切な森林から伐採された木材から取られたパルプを元に製造された用紙のことで、この紙には「FSCマーク」が印刷されます。

このマークを使用するためには、FSC認証を受けた森林で伐採された木材を使用し、流通・加工・製造・販売・印刷に携わるすべての会社がFSC認証を受けている必要があります。

古紙とは違い品質が高く、森林を守り、地球環境の保全に役立つことから、急激に需要が高まり、このFSC認証紙が、近い将来には入手困難になるのではないかという声も出ていますが、環境への取り組みには時間が必要。

第91号(2008/08/10)でもお知らせしたとおり、何が最良の方法かを考えながら、環境にやさしい印刷物づくりに取り組んでいきたいと思い、ストリームスは「FSC認証」取得しました。今後も「FSC認証紙」の普及に努めていきたいと思います。


●[FSC] http://www.forsta.or.jp/

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第91回

「Kopi Luwak(コピ・ルアク)」

「コピ・ルアク」。耳なじみのない、ちょっと不思議な響きのこの言葉、実はコーヒーの名前なんです。
「コピ」はインドネシア語でコーヒー、「ルアク」はマレージャコウネコの呼び名。コピ・ルアクとは、ジャコウネコのコーヒー。糞から採る未消化のコーヒー豆のことで、インドネシアの島々(スマトラ島やジャワ島、スラウェシ島)で作られています。
このうち、フィリピン産のものは、「アラミド・コーヒー」と呼ばれ、「コピ・ルアク」よりもさらに高値で取り引きされているのだとか。
インドネシアのコーヒー農園では、ロブスタ種のコーヒーの木が栽培されていますが、その熟した果実を狙うのが、野生のマレージャコウネコ。そのうち、果肉は栄養源となるのですが、種子であるコーヒー豆は消化されずにそのまま排泄されてしまいます。その糞の中から、現地の農民たちがコーヒー豆を取り出したのがコピ・ルアク。(もちろん、きれいに洗って乾燥させ、高温で焙煎します)
気になる味のほうは、コクがあり、酸味、苦みのバランスもよく、飲み終わったあとに、独特の香りが残るのだとか。一説によると、ジャコウネコの腸内にある消化酵素や、腸内細菌による発酵によって、コーヒーに独特の香味が加わるともいわれています。
インドネシア全体で年間400kg〜500kgしか生産されない貴重なコーヒーなので高価になりますが、「ジャコウネコのうんちコーヒー」を飲むなんて、ちょっと愉快ですね。
ちなみに、この「コピ・ルアク」2006年の映画『かもめ食堂』にも登場します。映画や小説を読みながら、おいしい「コピ・ルアク」をいただく。これもまた、秋の愉しみといえるでしょう。

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◆◇プレゼント◇◆

「『パティスリー クリ』栗ケーキ」を2名さま

最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。ご希望の方は、下記のURLからご応募ください。
http://www.streams.co.jp/

【締め切り:9月17日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。

メルマガについてのご感想もお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/

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_|_| 編集後記 _|_|

福田首相の辞任会見の言葉が、話題になっているようですね。
記者の質問にいちいち腹を立てているような人間じゃ、やはり国のトップは務まらないよなぁと、納得させられた会見でした。
政治にはあまり興味がないですが、「?」マークの出ない人選をしてほしいものです。

未来の首相候補 イケガメ
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第93号

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