ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2011/6/10発行 第160号

「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「宇宙グッズ」などの情報をお届けします。 □■

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古川聡宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船が、6/8(水)に無事打ち上げられ、本日、国際宇宙ステーション(ISS)へドッキング。
宇宙からのライブ中継も予定されているとか。
宇宙の今日の天気はどうでしょう。ジメジメした季節を振り切って、皆さま楽しい6月を。

●[国際宇宙ステーションの「きぼう」]
 http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/furukawa/library/live/
                                                    
+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「宇宙グッズ」
┣ 印刷豆知識 「紙と湿気」
┗ いまどきの流行りモノ 「DLNA」

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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第160回
今回は「宇宙グッズ」

宇宙へと旅立った古川聡宇宙飛行士にちなんで、今回は宇宙関連のグッズを紹介しましょう。
宇宙食はいろいろ出ていますが、たこやきなどもあったりして、技術の進歩を感じます。「宇宙」といえば、デヴィッド・ボウイの名盤『スペース・オディティ』が発売40周年だとか。映画ではやはり『スターウォーズ』ですが、あえてスピルバーグの『宇宙戦争』を。地球でのお話になりますが(笑)、傑作なのでぜひ、美しいブルーレイでお楽しみください。

●[【宇宙食】SpaceFoods(たこやき)]
  http://bcc3434.lo.shopserve.jp/SHOP/SP-24.html
●[スティーブン・スピルバーグ『宇宙戦争』Blu-ray Disc]
  http://www.hmv.co.jp/product/detail/3869316
●[David Bowie スペース・オディティ<期間限定特別価格盤>]
  http://tower.jp/item/detail/1730414

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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第160回

「紙と湿気」

日本列島は梅雨まっただ中です。この時期にとても気になるのが「湿気」ですが、印刷に使われる「紙」は、とてもデリケート。なぜなら紙は、植物繊維が主原料だからです。
植物繊維はそれ自体が水分を保有し、水と親和性が大きいため、水分変化に敏感です。だから、それを主原料にしている紙も、水分や湿度変化には敏感になるのです。

コピー紙を湿度の高い場所に置いてみましょう、紙の中の水分はすぐに変化し始めます。湿度が高いと紙は水分(湿気)を吸収し、低くなれば放出します。
印刷の現場で紙を扱う方がよく、「紙は息をしている」「紙は生きている」と言いますが、それは比喩ではないのです。湿気が高いとまとまりにくくなる「髪」の毛ともよく似ていますね。
また、水分の増減によって植物繊維は伸縮する特性があります。その程度は繊維の横方向で激しく、縦方向ではゆるやかです(単繊維の横方向の伸縮は、縦方向のおよそ30倍以上)。
紙の繊維は縦横以外のあらゆる方向に配列しているので、繊維のように大きな差は出ませんが、横方向の伸縮は、縦方向のおよそ5倍くらいになります。

オフセット用の紙は、束にして積み重ねられていますが、このような紙(積層紙)は、外気の湿度に触れる周辺のみが吸湿し、内部はほとんど変化しません。このため、「波打ち」「おちょこ」といった紙ぐせのトラブルが起こりやすくなります。
紙全体が均一に湿気を吸収・排出した場合は、紙が全体的に伸びたり縮んだりはしますが、局部的な伸びや縮みは起こらないので、「波打ち」や「おちょこ」は発生しません。
このような現象は、大気湿度と積層紙の紙間湿度との相対的な差が、10〜15%RH以上になると発生する可能性が大きくなります。
「波打ち」「おちょこ」状態になった積層紙を使って印刷した時には、印圧によってしわが入りやすくなります。
紙の温度管理がしっかりしている近年ではあまり見られませんが、10年くらい前には、書店に並んだ本や雑誌にもそのような状態の本を見かけることかありました。

水分や湿気による影響は、紙の種類によってまちまちですが、強制的に湿度を変え、高・低の湿度状態を繰り返すと、紙の水分変化幅は小さくなり、紙の伸縮程度(伸縮率)も小さくなっていきます。
このように、時間をかけて吸・脱湿を繰り返すと、含有水分や伸縮程度は安定した状態になります。これを「エージング(熟成)効果」といいます。
また、メーカーでは、紙の含有水分(紙間湿度)を使用時の環境(大気)湿度に合わせるようにしているそうです。

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第158回

「DLNA」

「DLNA」とは、「Digital Living Network Alliance」の略称。家電、モバイル、およびパーソナルコンピュータ産業における異メーカー間の機器の相互接続を容易にするために2003年6月に結成された業界団体です。

簡単にいうと、テレビ、パソコン、ゲーム機、ハードディスクレコーダーなどをネットワークしやすくするための、共通の仕様を作ろうということ。家電メーカーが中心で始まった団体ですが、マイクロソフトやインテルが積極的に進めているようです。

何がどう便利なの? と思われた方は、家のテレビを想像してみてください。DLNA対応のテレビをネットワークに加えると、パソコンから番組を予約したり編集したりするのはもちろん、同じくDLNA対応のゲーム機などとも、自由にリンクすることができます。

アナログ放送が終了となる7/24まであと1カ月と少し。これを機に、テレビを新しくするのなら、今がチャンスです。
エコポイントの期間が終わってから、テレビの価格はどんどん下落し、いまでは、40型のSONY最新液晶テレビが6万円以内で買えるほど市場価格が下がっているのです。テレビをもっと便利にきれいに見たい方、いまがチャンスです。

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◆◇プレゼント◇◆
「宇宙食 SpaceFoods(たこやき)」を2名様

最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。

メルマガについてのご感想もお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/

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◆◇プロモーションツールのご案内◆◇

ストリームスでは、皆様のイメージを形にするために、クリエイティブの領域を広げていきます。
バナーやタペストリー、大判プリントの制作に対応できるようになりました。
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_|_| 編集後記 _|_|

 いつのまにか宇宙食もメニューが増えましたね。
 地球で食べる時と味覚が変わるのか気になるところです。

 宇宙関係のニュースはついつい見てしまう冨田
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第160号

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