ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2011/6/25発行 第161号

「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「唐揚げ」などの情報をお届けします。 □■

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6/22は1年で最も日の長い、夏至でした。例年ですと、「夏本番はまだ先ですが…」などというアナウンサーの言葉とともに紹介されるのですが、今年は、なんと気温が35度以上となる猛暑日を13地点で記録しました。
今夏は節電のためにエアコンの使用も限られるので、こんなに暑くてはちょっと不安です。熱中症にならないように、水分をとったりして、暑さ対策をしておきましょう。
                                                    
+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「英国紅茶」
┣ 印刷豆知識 「新聞印刷のルーツ」
┗ いまどきの流行りモノ 「唐揚げ」

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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第161回
今回は「英国紅茶」

(NHK教育テレビ改め)「Eテレ」では、親しみやすい教養番組が増えています。「極める!」もそのひとつ。今月は、紅茶好きで知られるアンガールズの田中卓志が、4回にわたって紅茶の魅惑をレクチャーしてくれています。忙しい時こそ、ゆっくりとおいしいお茶でも飲んで、気分を休めましょう。紅茶は、緑茶やコーヒーより多くのタンニンを含みます。このタンニンはカフェインの悪効果を防ぎ、胃を壊したり、不眠症になったりするのを抑える働きがあるといわれます。また、多量のビタミンを含み、抗酸化、解毒の働きもするとても健康的な嗜好品です。今日は本格的な英国式の紅茶を取り寄せできるサイトをご紹介します。

●[田中卓志の紅茶学]
 http://www.nhk.or.jp/program/kiwameru/

●[インフューズティー]
  http://www.infuse-tea.co.uk/product.html#ANCHOR-2
●[英国ドゥルーリーの紅茶]
  http://shopping.s282.xrea.com/drury/shop/2.html

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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第161回

「新聞印刷のルーツ」

今日は新聞の話をしましょう。

現在、日本には120の日刊紙(2010年10月現在、日本新聞協会加盟)があり、63,199,335部が発行されています。
インターネットメディアの台頭などで、新聞の発行部数は減少傾向にありますが、世界的にみると、日本の新聞発行部数と新聞普及率は中国に次いで第二位。「新聞を読む」という習慣が定着していることを示しています。

日本で初めての、日本語による日刊紙は、1871年に横浜で創刊された「横濱毎日新聞」です。「瓦版」(「読売」とも呼ばれる)が「新聞」に替わったのは、江戸時代の1860年代初めのころ。外国人向けに外国語で発行された「居留地新聞」でした。
翌1862(文久2)年になると、徳川幕府が日本語初の新聞「官板バタビヤ新聞」を発行。これは、幕府がバタビア(現在のジャカルタ)のオランダ総督府機関紙を翻訳・編集したもので、現在の新聞のスタイルとは異なる、雑誌のような冊子でした。

その後に登場したのが、「新聞の父」と呼ばれるジョセフ彦(ジョセフ・ヒコ。のちに浜田彦蔵という日本名をもつことになる)です。ジョセフ彦は1864年6月28日に、日本人による日本人のための最初の新聞である「新聞誌」を創刊。
1868年になると、日本人による、日本国内の論評,ニュースを中心とした新聞が、東京、大阪、京都、長崎などに誕生しますが、いずれも日刊でした。そんな中で1871年1月28日に発行されたのが「横濱毎日新聞」だったのです。

その頃発行されていた新聞が和紙に木版で印刷され、和綴じの冊子スタイルでしたが、「横濱毎日新聞」は、日本で初めて「輸入洋紙」と「活版印刷」を使った、1枚刷りの裏表2ページの新聞でした。最初のうちは木の活字が使われていましたが、本木昌造が開発した鉛活字を使用するようになり、これが、日本の近代新聞のルーツといわれています。

創刊当時は経済情報が主体でしたが、文明開化とともに、新しいメディアとして利用されるようになっていきました。1872年には「東京日日新聞」(毎日新聞が買収)、「郵便報知新聞」(報知新聞の前身)、1874年には「讀賣新聞」、1879年には「朝日新聞」など、日本各地で多くの新聞が生まれています。

ところで、このころまでの新聞社はほとんどが平判の紙を用いる足踏み式印刷機を使用していましたが、巻取り紙を使う輪転機が輸入されることによって、新聞印刷の歴史は大きく変わっていくことになります。高速輪転機については、次号でお話ししたいと思います。

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第158回

「唐揚げ」

いま、「唐揚げ」がアツい(笑)。

きっかけは、大分県中津市の「唐揚げ」が静かなブームになったこと。シンプルながら、そのおいしさがじわじわ広がり、街にできた「唐揚げ専門店」はどこも繁昌しています。
ファミリーマートでも、中津市万田のからあげ専門店「元祖中津からあげもり山」が監修した唐揚げが5/31から販売中です。
しかし人気に拍車をかけたのは、「日本唐揚協会」でしょう。2009年からウェブサイトで唐揚げについての検定試験をし、この試験に合格し、協会発行の名刺を取得すると、日本唐揚協会認定の「カラアゲニスト」として活動することができるというシステム。

しかし、普段何気なく食べている「唐揚げ」が、こんなに奥が深いものだったとは。

でも、ほんとうにおいしいんですよ。「唐揚げ専門店」の唐揚げ。
まずは、日本唐揚協会のサイトで、「唐揚げ」のお勉強をするところからはじめてみてください。

●[日本唐揚協会]
 http://karaage.ne.jp/

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◆◇プレゼント◇◆
「ドゥルーリー ピュア・ダージリン」を1名様

最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。

メルマガについてのご感想もお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/

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◆◇プロモーションツールのご案内◆◇

ストリームスでは、皆様のイメージを形にするために、クリエイティブの領域を広げていきます。
バナーやタペストリー、大判プリントの制作に対応できるようになりました。
詳細は弊社ホームページにてご確認下さい。
http://www.fluxos.jp/streams/contents/promotion.html

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_|_| 編集後記 _|_|

「唐揚げ専門店」…。鶏肉好きの私としては、非常に気になります。
近場にあるようなら、今度購入してみようかな。

飲み屋では「唐揚げ」よりも「だし巻き玉子」のイケガメ
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第161号

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