ストリームス Magazineバックナンバー
┃ストリームス Magazine┃ 2011/8/10発行 第164号
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「DOMMUNE（ドミューン）」などの情報をお届けします。 □■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もうすぐ夏休みですね。
横浜では、3年に1度の現代美術の祭典「横浜トリエンナーレ2011」がいよいよスタート。オノ・ヨーコの透明なアクリル板による迷路など、注目の現代アートが目白押しです。よろしかったらお出かけの予定に加えてはいかがでしょうか。
残暑お見舞い申し上げます！
●［横浜トリエンナーレ2011］
http://118.151.165.140/
＋CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「健康茶」
┣ 印刷豆知識 「ボールペンのインク」
┗ いまどきの流行りモノ 「DOMMUNE（ドミューン）」
……………………………………………………………………………
◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第164回
今回は「健康茶」
いよいよ猛暑がやってきそうです。
この時期こわいのは、やはり「熱中症」です。熱中症を避けるには、適度にエアコンを使ったり、水分をこまめに補給すること。今回は「健康茶」を紹介しましょう。
健康ドリンクで、いまいちばん注目されているのは、韓国の「とうもろこしのヒゲ茶」でしょうか。ほんのり甘いやさしい味で、カロリーはゼロ。利尿作用があり、脚のむくみにも効果があるとか。
「発芽はとむぎ茶」も、飲んでいると肌の調子がよくなります。
自然の植物などに由来するカラダに良いとされるお茶を集めてみました。夏バテでだるいなという時に、ぜひ一度お試しください。
●［とうもろこし ひげ茶］
http://www.eprice.co.jp/shopdetail/016001000060/
●［高千穂漢方 発芽はとむぎ茶］
http://mp.moshimo.com/article/14105?shop_id=356143&signature=
●［よもぎ茶］
http://shop.yomogiproject.com/?pid=31638410
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第164回
「ボールペンのインク」
「消せるボールペン」があるのをご存じでしょうか？
パイロットが発売した「フリクションボール」という商品で、通常のボールペンと同様に書けるのですが、ペンに付いている専用ラバーでこすると、文字が消えるのです。
じつはこのインクの中には、色のもとになるマイクロカプセルが含まれ、その小さな粒に三つの成分が封じ込められています。
そのうちの一つが「ロイコ染料」。通常は透明なのに、常温ではインクの中にある二つ目の成分「顕色剤」と結合し、有色に見える特徴をもっています。ところが、専用ラバーでこすることで温度が高くなると、インクの中の三つ目の成分「変色温度調整剤」が「顕色剤」を奪い取ってしてしまうため、「ロイコ染料」は本来の透明に戻ってしまうというからくり。
普段何気なく使っているボールペンのインクも、さまざまな研究・改良の成果物なのです。すっかりおなじみになった、「書きやすく、発色」がいいと話題になり、今ではすっかり定着した「ジェットストリーム」などのゲルポールペンは、「水性顔料（ゲル）」を使っています。
ボールペンのインクは大きく分けると、「染料」を使ったものと、「顔料」を使ったものとに分けられます。「染料」は、溶剤や水に溶けて色がつき、「顔料」は、溶剤や水に溶けず、色のついた粒が溶剤に分散していくという違いがあります。
また、インクには「油性」と「水性」とがあるので、それらを組み合わせると、ボールペンのインクは次の三つに分けることができます。
【油性ボールペン】溶剤の大部分がアルコール系であるインク
【水性染料ボールペン】溶剤の大部分が水であるインクで、「水性染料」を使ったもの。
【水性顔料（ゲル）ボールペン】溶剤の大部分が水であるインクで、「水性顔料」を使ったもの。
最近では、油性と水性を混合した「エマルジョンインク」なども登場していますが、三種類の特徴はこんなふうになっています。
【油性ボールペン】
○ペン先が丈夫
○インクが長持ちする
○水に強い
×筆圧が高く、手が疲れやすい
【水性染料ボールペン】
○書き味がなめらか
○文字や絵など、味わいのある美しい線が書ける
×水ににじむ
【水性顔料（ゲル）ボールペン】
○にじみがなく、発色がいい
○書き味がなめらか
○写真やOHPシートに書ける
×インクの減りが早い
ちなみにオフセット印刷は、水と油の反発するインクの特質をうまく利用しています。単純化していうと、印刷用インクの主成分は油で、原版を、描画したい部分は水をはじくよう（親油性）に、描画したくない部分は油をはじくよう（親水性）に作るのです。
しかしインクの溶剤に大量の油を使うことから、最近では環境にやさしいインクの開発も進んでいます。水を溶剤として使用する「水性インキ」、「アロマフリー溶剤使用インキ」、無溶剤の「UVインキ」、天然の大豆油をインキ溶剤として使用する「大豆油インキ」などです。これらのインクについては、また次の機会にご紹介しましょう。
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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第162回
「DOMMUNE（ドミューン）」
「DOMMUNE（ドミューン）」とは、メディアレイピスト・宇川直宏氏が主宰する「Ustream」を使用したプロジェクト。
金・土を除く、毎晩19時から24時まで配信される、ネット上のスタジオライブです。3/1の開設以来、毎晩数千人にものぼるビューアー（視聴者）が集まり、配信されるトークショーやライブを楽しんでいるとか。共同体を意味する「COMMUNE（コミューン）」の先を目指した（Cの次はD）というところから、この名がつけられたといいます。
「DOMMUNEスタジオ」がヴァーチャルなものでなく、実際にある空間だということもうまく作用し、なんといっても面白いのが、今をときめく識者やアーティストたちによる、エッジの効いたトークなどが見られること。テレビなどの既存のメディアにはできない独自の地位を築いています。
8/4には、『DOMMUNE オフィシャルガイドブック-1st』（DOMMUNE著、1575円）が幻冬舎より発売。8/19には、DOMMUNE主催による1万人規模の東日本大震災の復興支援フリーフェス「FREEDOMMUNE0＜ZERO＞」が行われる予定です。
いまもっとも熱いカルチャーシーンといえるかもしれません。まずは、ネットから「DOMMUNE（ドミューン）」に入ってみてください。
●［DOMMUNE（ドミューン）］
http://www.dommune.com/
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◆◇プレゼント◇◆
「とうもろこし ひげ茶」を1名様
最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。
メルマガについてのご感想もお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/
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◆◇プロモーションツールのご案内◆◇
ストリームスでは、皆様のイメージを形にするために、クリエイティブの領域を広げていきます。
バナーやタペストリー、大判プリントの制作に対応できるようになりました。
詳細は弊社ホームページにてご確認下さい。
http://www.fluxos.jp/streams/contents/promotion.html
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_|_| 編集後記 _|_|
DOMMUNE（ドミューン）は話を聞いたことがあります。
なかなか面白そうですね。
既存のメディアを用いて新しいメディアを発明している感じがいいです。
youtubeに飽きたら観てみようかと思っている冨田
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第164号
編集・発行「ストリームス Magazine」編集室
ご意見・ご感想はお気軽に、st@streams.co.jp までどうぞ。
配信申込・停止は、次のページから行ってください。
http://www.streams.co.jp/
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「DOMMUNE（ドミューン）」などの情報をお届けします。 □■
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横浜では、3年に1度の現代美術の祭典「横浜トリエンナーレ2011」がいよいよスタート。オノ・ヨーコの透明なアクリル板による迷路など、注目の現代アートが目白押しです。よろしかったらお出かけの予定に加えてはいかがでしょうか。
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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第164回
今回は「健康茶」
いよいよ猛暑がやってきそうです。
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自然の植物などに由来するカラダに良いとされるお茶を集めてみました。夏バテでだるいなという時に、ぜひ一度お試しください。
●［とうもろこし ひげ茶］
http://www.eprice.co.jp/shopdetail/016001000060/
●［高千穂漢方 発芽はとむぎ茶］
http://mp.moshimo.com/article/14105?shop_id=356143&signature=
●［よもぎ茶］
http://shop.yomogiproject.com/?pid=31638410
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第164回
「ボールペンのインク」
「消せるボールペン」があるのをご存じでしょうか？
パイロットが発売した「フリクションボール」という商品で、通常のボールペンと同様に書けるのですが、ペンに付いている専用ラバーでこすると、文字が消えるのです。
じつはこのインクの中には、色のもとになるマイクロカプセルが含まれ、その小さな粒に三つの成分が封じ込められています。
そのうちの一つが「ロイコ染料」。通常は透明なのに、常温ではインクの中にある二つ目の成分「顕色剤」と結合し、有色に見える特徴をもっています。ところが、専用ラバーでこすることで温度が高くなると、インクの中の三つ目の成分「変色温度調整剤」が「顕色剤」を奪い取ってしてしまうため、「ロイコ染料」は本来の透明に戻ってしまうというからくり。
普段何気なく使っているボールペンのインクも、さまざまな研究・改良の成果物なのです。すっかりおなじみになった、「書きやすく、発色」がいいと話題になり、今ではすっかり定着した「ジェットストリーム」などのゲルポールペンは、「水性顔料（ゲル）」を使っています。
ボールペンのインクは大きく分けると、「染料」を使ったものと、「顔料」を使ったものとに分けられます。「染料」は、溶剤や水に溶けて色がつき、「顔料」は、溶剤や水に溶けず、色のついた粒が溶剤に分散していくという違いがあります。
また、インクには「油性」と「水性」とがあるので、それらを組み合わせると、ボールペンのインクは次の三つに分けることができます。
【油性ボールペン】溶剤の大部分がアルコール系であるインク
【水性染料ボールペン】溶剤の大部分が水であるインクで、「水性染料」を使ったもの。
【水性顔料（ゲル）ボールペン】溶剤の大部分が水であるインクで、「水性顔料」を使ったもの。
最近では、油性と水性を混合した「エマルジョンインク」なども登場していますが、三種類の特徴はこんなふうになっています。
【油性ボールペン】
○ペン先が丈夫
○インクが長持ちする
○水に強い
×筆圧が高く、手が疲れやすい
【水性染料ボールペン】
○書き味がなめらか
○文字や絵など、味わいのある美しい線が書ける
×水ににじむ
【水性顔料（ゲル）ボールペン】
○にじみがなく、発色がいい
○書き味がなめらか
○写真やOHPシートに書ける
×インクの減りが早い
ちなみにオフセット印刷は、水と油の反発するインクの特質をうまく利用しています。単純化していうと、印刷用インクの主成分は油で、原版を、描画したい部分は水をはじくよう（親油性）に、描画したくない部分は油をはじくよう（親水性）に作るのです。
しかしインクの溶剤に大量の油を使うことから、最近では環境にやさしいインクの開発も進んでいます。水を溶剤として使用する「水性インキ」、「アロマフリー溶剤使用インキ」、無溶剤の「UVインキ」、天然の大豆油をインキ溶剤として使用する「大豆油インキ」などです。これらのインクについては、また次の機会にご紹介しましょう。
……………………………………………………………………………
◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第162回
「DOMMUNE（ドミューン）」
「DOMMUNE（ドミューン）」とは、メディアレイピスト・宇川直宏氏が主宰する「Ustream」を使用したプロジェクト。
金・土を除く、毎晩19時から24時まで配信される、ネット上のスタジオライブです。3/1の開設以来、毎晩数千人にものぼるビューアー（視聴者）が集まり、配信されるトークショーやライブを楽しんでいるとか。共同体を意味する「COMMUNE（コミューン）」の先を目指した（Cの次はD）というところから、この名がつけられたといいます。
「DOMMUNEスタジオ」がヴァーチャルなものでなく、実際にある空間だということもうまく作用し、なんといっても面白いのが、今をときめく識者やアーティストたちによる、エッジの効いたトークなどが見られること。テレビなどの既存のメディアにはできない独自の地位を築いています。
8/4には、『DOMMUNE オフィシャルガイドブック-1st』（DOMMUNE著、1575円）が幻冬舎より発売。8/19には、DOMMUNE主催による1万人規模の東日本大震災の復興支援フリーフェス「FREEDOMMUNE0＜ZERO＞」が行われる予定です。
いまもっとも熱いカルチャーシーンといえるかもしれません。まずは、ネットから「DOMMUNE（ドミューン）」に入ってみてください。
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http://www.dommune.com/
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◆◇プレゼント◇◆
「とうもろこし ひげ茶」を1名様
最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。
メルマガについてのご感想もお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/
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◆◇プロモーションツールのご案内◆◇
ストリームスでは、皆様のイメージを形にするために、クリエイティブの領域を広げていきます。
バナーやタペストリー、大判プリントの制作に対応できるようになりました。
詳細は弊社ホームページにてご確認下さい。
http://www.fluxos.jp/streams/contents/promotion.html
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_|_| 編集後記 _|_|
DOMMUNE（ドミューン）は話を聞いたことがあります。
なかなか面白そうですね。
既存のメディアを用いて新しいメディアを発明している感じがいいです。
youtubeに飽きたら観てみようかと思っている冨田
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第164号
編集・発行「ストリームス Magazine」編集室
ご意見・ご感想はお気軽に、st@streams.co.jp までどうぞ。
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http://www.streams.co.jp/
