ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2012/3/25発行 第179号

「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「桜スイーツ」などの情報をお届けします。 □■

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5/22の「東京スカイツリー」グランドオープンも、もうすぐ。
3/22から、展望デッキ個人入場券の受付が始まりました!

「天望デッキ」は、大型のガラスが360度配置され、約70km先までが見渡せたりと、空中散歩の感覚を味わえるのだとか。

5/22(火)〜7/10(火)までは完全予約期間で当日券の販売は行われません。
インターネット申し込み分はすべて抽選で、初回のエントリー期間は3/22(木) 〜 3/28(水)。
春の隅田川とスカイツリー、やはりここは、いち早く見ておきたいですね。
春の運試しは、こちらでどうぞ!

●[東京スカイツリー]
http://www.tokyo-skytree.jp/

+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「桜スイーツ」
┣ 印刷豆知識 「グラフィックデザインと書体」
┗ いまどきの流行りモノ 「ダンスブーム」

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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第179回
今回は「桜スイーツ」

今年の桜は、ほとんどの地域で平年より遅く、1週間近く遅れるところもあるのだとか。東京の予想開花日は3/31、予想満開美は4/7です。桜の咲く日を待ちつつ、ひと足早く「桜スイーツ」を集めてみました。限定商品も多いので、まさにこの季節ならではのスイーツですね。

●[京都の老舗甘栗屋・林万昌堂 チョコマロン桜]
http://www.hayashi-mansyodo.jp/commodity/chocomaron_sakura/
●[ホテル西洋銀座 桜マカロン ]
http://www1.enekoshop.jp/shop/seiyo-ginza_online/item_detail?category_id=157584&item_id=578353
●[小岩井農場 一本桜サブレ]
http://www.koiwaishop.jp/shop/contents?contents_id=182930

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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第179回

欧文書体の2つの潮流、「ローマン体」と「サンセリフ体」のなりたちを追って、書体がどう進化していくかを見てきました。今回は、それらの書体が、どう「グラフイックデザイン」とかかわっているかという話です。

「Gill Sans(ギル・サン)」、「Futura(フーツラ)」、「Helvetica(ヘルベチカ)」など、欧文の書体名のほとんどが、「書体デザイナー」の名前であるということがなんとなく、わかっていただけたのではないかと思います。

グラフィックデザインに携わるデザイナーは、「どのフォントを使うか」ということで、頭を悩ませます。雑誌「ロッキング・オン」のデザインで知られるアート・ディレクターの中島英樹氏も、自分でアート・ディレクションをするようになったとき、「どの書体を使うか」で、ずいぶん悩んだといいます。
《まったく関係のないデザインなのに、その文字をポンと置くだけで、急に他の人のものになってしまうような感じ》がし、《書体に「だれそれのもの」と名前が書かれているような記名性》に気づいてしまったのだそうです。(『文字講座』文字講座編集委員会(誠文堂新光社)
そこで中島氏は、いろいろな書体を見ながら、十数年かけて修正し、オリジナルのタイトル用の欧文文字「中島ファミリー」を作っていったといいます。その文字を、イギリスの書体デザイナー、マシュー・カーターに見てもらったところ、「やろうとしていることもわかるし、基本もいい、しかし文字は組んでみないとわからない」という言葉が返ってきたとか。

確かにそのとおりなのです。欧文はもちろん日本語書体でも、書体見本の文字を見ているのと、実際の文字をその書体で組んでみたのとでは、まったく印象が違ってきます。それだけ、書体づくりは奥が深く、長い時間をかけて、小さな突起や小さなカーブ、文字の太さ長さに磨きあげられてきたものなのです。

たとえば「dpbq」という文字は、一つの文字で天地や左右を逆転させれば、4つの文字が作れそうです。実際にそういうふうに作られている書体もあるのですが、たとえば「Bodoni(ボドニ)」などの書体は、それぞれの文字が一つひとつ完全に別な顔を持っています。それが、文字が組み合わされて、単語になるときに表情として、組まれた文字面に出てくるのです。

だからこそ中島氏は、あえて読みにくくなるようにデザインすることもあると言います。「きれいなだけ」で終わってしまわないように、そこから意図を汲み取ろうとしてもらえるようにと。

書体デザイナーたちが長い時間をかけて作ってきた「書体」を、グラフィックデザイナーが、その書体を素材として使って、ポスター、本、パンフレットといった新しい作品を作っていく。料理人たちが料理をするときに、その食材を吟味するように、グラフィックデザイナーも、素材である「書体」を知り尽くしていなければ、素材のよさを引き出すことはできません。

心に残るデザインに出会ったら、和文でも欧文でも、ぜひ一度、書体の形に注目してみてください。どれだけのこだわりをもって、「そこ」に配置されているのかが見えてくるでしょう。

次回は、書体のデジタル化についてお話したいと思います。

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第177回

「ダンスブーム」

今年度から中学校の保健体育で、「ソフトボール」「武道」とならび、「ダンス」を必修とすることになりました。
文部科学省によると、このダンスとは、《創作ダンス、フォークダンス、現代的なリズムのダンスで構成され、イメージをとらえた表現や踊りを通した交流を通して仲間とのコミュニケーションを豊かにすることを重視する運動》だそうです。そして、《仲間とともに感情を込めて踊ったり、イメージをとらえて自己を表現したりすることに楽しさや喜びを味わうことのできる運動》なのだとか。

いいですね。一般的に日本人は、ボディランゲージが苦手といわれていますが、こういう授業を、自然に楽しめる子供たちが増えてきたらいいなあと思います。実際に、ヒップホップなどのストリートダンスは、子供たちの間でブームになっていて、小中学生向けのストリートダンス情報誌『ダンス・スタイル・キッズ』も季刊から隔月に。シューズメーカーやスポーツ衣料品メーカーも、ダンス用のシューズやウェアの開発を急いでいるそうです。

子供たちばかりではありません。大人になってから始める、バレエ、フラメンコ、フラダンス、ベリーダンス、サルサ、パラパラ、カービーダンスなど、ありとあらゆる「ダンス」を楽しむダンス人口は増え続けています。

ダンスの何がいいって、フィットネス系の体操のようにストイックになりすぎず、「音楽」に乗って、楽しみながら運動ができることでしょう。黙々と体を動かし、自分と闘う必要はありません。好きな音楽、波長に合う音楽を見つけて、音楽からダンスに入っていけば、何より楽しめ、フィットネス効果もついてくるなんて。

2月には、世界的なダンサーの登竜門である「ローザンヌ国際バレエコンクール」で、神奈川県の菅井円加(すがいまどか)さんが優勝というニュースも届きました。多くのダンスは、日常の動作ではあまり使わないインナーマッスルが鍛えられるのも特長。インナーマッスルが鍛えられると、内臓も強化されるので健康にもいいようです。

楽しみながら、表現力や魅力アップを求めて、50歳を過ぎてから、子供の頃から憧れていたバレエをはじめ、若い頃よりも美しいスタイルになったという例も、少なくないそうです。どんな音楽が好きなのかをヒントに、この春から始めてみませんか?

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◆◇プレゼント◇◆
「小岩井農場 一本桜サブレ」を1名様

最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。
プレゼントのご応募は下記URLより直接お申し込みください。
http://www.streams.co.jp/present/

【締め切り:4月7日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。

メルマガについてのご感想もお待ちしております。
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◆◇プロモーションツールのご案内◆◇

ストリームスでは、皆様のイメージを形にするために、クリエイティブの領域を広げていきます。
バナーやタペストリー、大判プリントの制作に対応できるようになりました。
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_|_| 編集後記 _|_|

ようやく暖かくなってきたので、外出の機会も増えそうですね。
今年は花見に行きたいです。

とはいえ花より団子の冨田
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第179号

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