ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2015/7/10発行 第257号

「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「夏に気になる紫外線。印刷物とのさまざまな繋がりを紹介」などの情報をお届けします。 □■

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今月5日、日本に新たな世界遺産が誕生しました。
福岡県の八幡製鐵所や長崎県の三菱長崎造船所などの8県23資産が「明治日本の産業革命遺産」に選ばれたのを受けて、Googleストリートビューにも特設ページが開設されました。

廃墟ファンの憧れともなっている長崎県の軍艦島や、明治維新にも貢献したといわれる外国人起業家の住居だった旧グラバー住宅。
さらに、通常では立ち入り禁止となっている吉田松陰と繋がりの深い松下村塾など、28施設が公開されています。

デジタル化に伴う史料の電子化も進む中、歴史的遺産に仮想空間で立ち入れるというのはロマンも感じます。
当時の日本を想像しながら、世界遺産を巡ってみるのはいかがでしょうか。

●[「明治日本の産業革命遺産」世界遺産に登録決定|NHKニュース]
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150705/k10010139851000.html
●[世界遺産「明治日本の産業革命遺産」、ストリートビューに登場|ITmedia ニュース]
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1507/06/news066.html

+CONTENTS
┣ 印刷豆知識「夏に気になる紫外線。印刷物とのさまざまな繋がりを紹介」
┣ ストリームス「+AR」体験記「夏祭りに向けて昨年の模様を地域のみなさんへお届け」
┗ いまどきの流行りモノ「縄文時代や弥生時代の品種を継ぐ『古代米』への注目が集まる」

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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆

「夏に気になる紫外線。印刷物とのさまざまな繋がりを紹介」

夏は日差しが強くなる季節。太陽の光がさんさんと降り注ぐ中、紫外線が気になる人も少なくないかもしれません。
そんな紫外線ですが、実は印刷と繋がりがあるのはご存知でしょうか。
今回は、ストリームスの手がける印刷物デザインとも結びつきがある両者の関係を紹介していきます。

さて、印刷と一口にいってもさまざまな視点があります。
実際にデザインが形となる場所、印刷所などでは、従来使われている油性インキの代わりに「UV(紫外線の略称)インキ」が使われる場合があります。

オフセット印刷で一般的に使われる油性インキは、色を決める顔料や石油系の溶剤などから構成されています。
ただ、空気中の酸素を取り入れてインキを乾かすために、場合により乾燥までに数時間から数十時間を要するものまであります。この特性を補ったのが、紫外線の効果を使ったUVインキです。

溶剤に「光開始剤」と呼ばれる光に反応して硬化する物質を使うことで、瞬時にインキを乾かせるという利点があります。
また、その特性から、従来インキがなじみにくいとされていたアルミやプラスチックなどの製品にも応用できるなど、印刷の可能性を広げてくれると期待されています。

一方、表現の幅を広げられるアイデアとして、紫外線の化学反応を利用した「フォトクロミック印刷」と呼ばれるものがあります。
太陽光などにかざすと紫外線に反応して色が変わり、光をさえぎれば元の色に戻るという特徴があります。

本来は見えるはずのない紫外線を視覚化できるという点から、簡易的な紫外線チェッカーとして利用されているほか、展示会などで配られる販促品として、外へ出たときに新たな模様が浮かび上がるうちわやバッグなど、様々な場面で使われています。

例えば、名刺やカードにこの方法を使って「ありがとうございました」とメッセージを入れ、手に取って頂いた方への感謝を改めて伝えるなど、アイデア次第で活用できる場面は増えそうです。

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◆◇◆ストリームス「+AR」体験記◆◇◆

「夏祭りに向けて昨年の模様を地域のみなさんへお届け」

商工会議所の青年部メンバーです。今年もいよいよ、夏祭りの季節がやってきます。
私どもの地域では毎年8月の中旬に行われ、子供から年配の方まで、参加者やお客さんも含めてたくさんの人たちがとても楽しんで下さっています。

今年はいつもと違ったチラシを作ろうと考えていたところ、ストリームスの「+AR」を紹介されました。
ここ数年は新しいマンションが建ち並ぶようになった背景もあり、新しく住むようになった方々にも地域と夏祭りの魅力を知ってもらいたいと思ったからです。

昨年の記録映像から1分ほどに編集。今回、心がけたのは「子供たちの笑顔」で、目玉でもある子供みこしや鼓笛パレードの映像を中心に、ダイジェストへ収めました。

地域の皆さんに楽しんでもらえるよう、例年とは違ったさまざまな企画も進めています。
時が経つのはあっという間で、本番に向けて追い込みの時期となってきましたが、皆さんに楽しんでもらえるよう引き続き頑張っていきたいと思います。

ストリームスの「+AR」は既存の印刷物やオリジナルのデザインから、動画などの電子コンテンツを楽しめる画期的なサービスです。
データはアプリ「COCOAR」をダウンロード後、スマホやタブレットから閲覧できます。
紙だけでは伝わりきらないプラスアルファのメッセージを届けてみませんか?
ストリームスは「+AR」や印刷物・Webのデザイン、事務局代行などの各種サービスを提供しております。ご依頼やご相談などは、下記サイトよりお問合せ下さい。

【お問合せ・お申し込みはこちら】⇒http://www.streams.co.jp/

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆

「縄文時代や弥生時代の品種を継ぐ『古代米』への注目が集まる」

日本人の主食といえばお米です。定番はやはり白米ですが、ここ最近、古代米という言葉を耳にする機会が増えてきました。
タンパク質やミネラルなどの栄養素が豊富で、玄米に続き、健康食としての関心も高まっています。

古代米とは、縄文時代や弥生時代の品種をルーツとした「野生稲」を使ったもの。
明治時代からの品種改良を元にした現代のお米と比べて、農薬を使わず、肥料を与えずとも育つほどの生命力があるといわれます。
黒米や赤米など濃く色付いているのも特徴で、少量を白米に混ぜるだけでも身体によいとされています。

健康に役立つだけではなく、古代という言葉からはロマンも感じられる食品ですね。
ネットで「古代米」と検索するとさまざまな地域で栽培されているのも分かります。
一度、試してみるのはいかがでしょうか。

●[ほとんど生産されていなかった「古代米」がブーム|dot.]
http://dot.asahi.com/wa/2015062500125.html
●[スプーン1杯足すだけで! 栄養価抜群の「黒米」がスゴい|nikkanCare.ism]
http://nikkancareism.jp/archives/57079

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◆◇プレゼント◇◆
「兵庫の茶師 東 源兵衛 新茶を使ったフィナンシェ」を1名様

最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。
プレゼントのご応募は下記URLより直接お申し込みください。
http://www.streams.co.jp/contents/present.html

【締め切り:7月22日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。

メルマガについてのご感想をお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/

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_|_| 編集後記 _|_|

Googleは世界のすべてを電子化していくんですね。
素晴らしい功績だと思う反面、リアルが失われていく気もします。

それでも人間の頭の中も電子化されたら面白いと思うトミタ
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第257号

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