ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2015/9/25発行 第262号

「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「オリンピックのエンブレム問題から『著作権』を考える」などの情報をお届けします。 □■

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日常の出来事を伝えるだけではなく、今や仕事上の連絡手段としても使われるFacebook。
利用されている読者のみなさんも多いと思いますが、今月16日、創始者であるマーク・ザッカーバーグが新機能について発表し話題となりました。

新たに検討されているのは「Dislike」ボタン。
日本では「いいね!」と訳される「Like」ボタンと共に、反対の意味を持つボタンの実装を目指しているといいます。

ザッカーバーグは会見で「人々の投稿に甲乙を付けるコミュニティーは我々の目指すものではない」と前置きする一方、訃報や災害など、従来の「いいね!」ボタンを押しづらい話題についても対応できるようにと、新機能導入の理由を説明しています。

近々、Facebook上でテスト版の公開も予定されていますが、日本語訳がどうなるかも気になるところです。
ネット上では「よくないね」「いやだね」と推測する声もありますが、できる限り気軽に押せるような言葉を選んで欲しいですね。

●[フェイスブック新ボタンは「Dislike」ではなく「共感」がテーマ|Yahoo! ニュース]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00010002-fashions-life

+CONTENTS
┣ Web豆知識「オリンピックのエンブレム問題から『著作権』を考える」
┣ ストリームス「+AR」体験記「都内のアンテナショップから。地元の紅葉をARでお届け」
┗ いまどきの流行りモノ「歴女や外国人観光客が後押し。日本の城がブームに」

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◆◇◆Web時代のデジタル豆知識◆◇◆

「オリンピックのエンブレム問題から『著作権』を考える」

オリンピックのエンブレム問題をきっかけに、制作物に対する著作権への意識が高まってきたようにみえます。
この問題が起きたことで、ネット上の類似画像検索サービスが注目されるようになりました。
デザインを手がけるストリームスも、日々細心の注意を払っていますが、改めて著作権にまつわる理解を深めていきたいと思います。

類似画像検索サービスのなかでも代表的なものは「Google画像検索」です。
ブラウザにより使い方は異なるものの、該当する画像のURLを入力するか、気になる画像をアップロードすれば、配置などの似た画像が自動的に表示されます。
デザインを検討するにあたり、使いたい画像やイラスト、ロゴなどと似通ったものがないかどうか。
著作権にわずかでも不安を感じる場合には使ってみたいサービスです。

近年は、デザインの素材として「フリー画像」を使うケースもだいぶ見かけるようになりました。「フリー画像」というと自由に使用できるイメージですが、利用規約まで注意を払わなければ相手の権利を侵害する恐れがあります。

フリー画像を使いたい場合、まず注意したいのはその用途です。
サイト内の規約を読むと、個人利用のみ許可する旨が記載されているなど、通常の企業や店舗でのいわゆる「商用利用」については禁止しているものもあります。
また、無償でなおかつ商用利用が許されている場合であっても、制作者名などの「クレジット」を表示するよう義務付けているものもあります。著作権は基本的に制作者へ帰属するため、相手の定めたルールにきちんと従う必要があります。

そして、著作権の問題で忘れてはならないのが文章です。
ネット上の文章はコピー&ペーストで簡単に移せますが、他人の作ったものは原則的に著作権法というルールに則った上で使用しなければなりません。
引用する場合は、引用した箇所や引用元の明記に加えて、あくまでも独自に作成した文章の一部として使われていることを区別して示さねばなりません。
最悪の場合、「剽窃(ひょうせつ)」すなわち「パクり」とみなされる場合があります。

デザイン業界などプロの現場ではかねてより注意が払われていましたが、オリンピックのエンブレム問題は、改めて「著作権とは何か?」ということを考えるきっかけになったのではないでしょうか。

●[Google画像検索]
https://www.google.co.jp/imghp
●[著作物が自由に使える場合は?|公益社団法人著作権情報センター]
http://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime7.html

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◆◇◆ストリームス「+AR」体験記◆◇◆

「都内のアンテナショップから。地元の紅葉をARでお届け」

地方の特産物などを扱う、都内のアンテナショップ経営者です。
地元の魅力を伝えるべく店舗の運営に日々励んでいますが、秋にちなんで、地元の「紅葉スポット」を紹介する販促物を制作してみました。

特産品などを購入していただいたお客様へポストカードを配布。
裏面に地元の景色を映した動画や写真のスライドショーを設定し、みなさんに楽しんでもらえるような作りにしました。

これからますます山あいや公園の景色も色づいてくるので、観光客のみなさんに1人でも多く足を運んでもらえるよう、地元の魅力をこれからもたくさん伝えていきたいと思います。

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ストリームスの「+AR」は既存の印刷物やオリジナルのデザインから、動画などの電子コンテンツを楽しめる画期的なサービスです。
データはアプリ「COCOAR」をダウンロード後、スマホやタブレットから閲覧できます。

紙だけでは伝わりきらないプラスアルファのメッセージを届けてみませんか?

ストリームスは「+AR」や印刷物・Webのデザイン、事務局代行などの各種サービスを提供しております。
ご依頼やご相談などは、下記サイトよりお問合せ下さい。

【お問合せ・お申し込みはこちら】⇒http://www.streams.co.jp/

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆

「歴女や外国人観光客が後押し。日本の城がブームに」

近年、歴史に造詣のある女性達が「歴女」と呼ばれるほか、昨年からは男性に擬人化された日本刀を収集、育成するオンラインゲーム「刀剣乱舞」のヒットにより、日本刀へ関心を抱く人達が注目されています。
その流れもあり、最近では日本の城へ足を運ぶ人達も増えています。

ゲームなどをきっかけに歴史ある土地を巡る人達もいますが、外国人の方々にとっては、やはり日本のイメージである「侍」や「忍者」の名残りを体感できる場所として人気となっています。

ブームの影響を受けて、全国各地では「天守閣再建」の動きもみられ、日本三大名城の1つとされる名古屋城では、本来の木造による再建が構想されているほか、江戸城の天守閣再建をめざす団体の活動が続くなど、めだった動きもみられます。

スケールの大きさや存在感もさることながら、歴史の象徴ともいえる日本の城。
修学旅行などで足を運んだ方々も多いかとは思いますが、大人になった今、改めて城を巡ってみるというのも楽しいかもしれません。

●[天守閣も復活!「歴女」と外国人が盛り上げる「城ブーム」|J-CASTニュース]
http://www.j-cast.com/2015/09/10244628.html
●[行ってよかった!日本の城 ランキング 2015|トリップアドバイザーギャラリー]
http://tg.tripadvisor.jp/news/ranking/castles_2015/

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◆◇プレゼント◇◆
「【菓子工房フラノデリス】天使のメープルフロマージュ」を1名様

最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。
プレゼントのご応募は下記URLより直接お申し込みください。
http://www.streams.co.jp/contents/present.html

【締め切り:10月7日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。

メルマガについてのご感想をお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/

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_|_| 編集後記 _|_|

Facebookの新しいボタン、「よくないね」「いやだね」になってしまった場合、結局押しづらくなってしまわないか心配です。
「たしかに!」とか「わかるわ〜」とかならありでしょうかね。

最近はリア充ツールFacebookよりぼっちでもできるtwitter派の佐々木
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第262号

編集・発行「ストリームス Magazine」編集室
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