ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2015/12/10 発行 第267号

「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「CSS3で実装の縦組み。日本語とコンピュータの間にある歴史」などの情報をお届けします。 □■

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年の瀬になり、そろそろ年末年始の過ごし方を考える時期となりました。日本各地では冬の定番ともいえる、イルミネーションの点灯が次々と始まっています。

都内では12月24日から、東京駅をライトアップする「東京ミチテラス2015」を開催。行幸通りから丸の内駅舎を眺めれば、フルカラーLEDにより彩られた幻想的な光景が広がります。また昨年、夜景鑑賞士によるアワードで全国1位となった栃木県・あしかがフラワーパークでは「フラワーファンタジー 光の花の庭2015」が開催されており、約300万球の超える光が園内を鮮やかに照らしています。

冬の澄んだ空気にはイルミネーションの輝きが映えますね。みなさんもお近くのスポットへ足を運んでみるのはいかがでしょうか。

●[東京ミチテラス2015]
http://www.tokyo-michiterasu.jp
●[フラワーファンタジー 光の花の庭|あしかがフラワーパーク]
https://www.ashikaga.co.jp/flowerfantasy_special2015/jp/index.html

+CONTENTS
┣ Web時代のデジタル豆知識「CSS3で実装の縦組み。日本語とコンピュータの間にある歴史」
┣ ストリームス「+AR」体験記「幼児・児童向けにARで読み聞かせる絵本を出版」
┗ いまどきの流行りモノ「福岡県の五郎丸駅で『560円』区間切符が話題」

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◆◇◆Web時代のデジタル豆知識◆◇◆

「CSS3で実装の縦組み。日本語とコンピュータの間にある歴史」

来年1月から「縦書きWebデザインアワード」への作品募集が開始されます。主催はソフトウェアメーカーのイースト株式会社です。文字表記の方向を決めるCSS3のコード「CSS Writing Modes」を使い、アマチュアかプロかを問わず、個人や団体(法人を除く)からの実用性を加味した魅力ある縦組みの作品が集められることに期待も寄せられています。

縦組みは漢字圏である日本語ならではの表現といえます。しかし、Webサイトは横組みが基本。さらにコンピュータの世界で使われる言語は英語が一般的です。その理由を、日本語入力プログラムとhtml言語の歴史から考察していきます。

コンピュータの歴史を振り返ると、アメリカで電子計算機が誕生したのは1940年代。そして、日本語を取り扱える初めてのマシンは1978年に東芝から販売された「JW-10」であるという説があります。ただ、当時は単一の漢字や熟語を変換できるのみで、文章の流れに合わせて自然に文節を認識する技術はありませんでした。その後、1983年から1986年にかけて日本語入力プログラム「ATOK」がMS-DOSマシンに導入され、現在のような連文節変換が可能になったといわれます。

一方、html言語の歴史に目を移すと、軍用回線としてインターネットの基礎となる仕組みがアメリカで誕生したのは1961年。民間での利用がスタートしたのは1989年です。それから遅れること4年、日本では1993年に郵政省からの許可を受けてようやく利用できるようになりました。以上の流れをふまえると、コンピュータやhtml言語は常に「輸入されたもの」であるということが浮かび上がってきます。

そして、CSS3への移行が進み始めた近年。Web上でようやく縦組みでの表現を容易に取り入れることが可能になりました。ただ、現状は完全ではなく、ブラウザによっては対応していません。Webやデジタルの分野ではやはりアメリカが先行する印象が強く、グローバル化の進む中、インターネット上で日本ならではのデザインをいかに実現するかは課題として残されています。

そのためにはやはり、技術やアイデアが重要になります。ストリームスも経験や実績にもとづき、みなさまの発想を実現するために尽力いたします。

●[CSS(スタイルシート)とは]
http://www.cyber-concierge.co.jp/pc_tama/css/css.html
●[縦書きWebデザインアワード]
http://tategaki.github.io/awards/
●[日本語入力プログラムの歴史]
http://tkng.org/unixuser/200405/column1.html
●[基礎知識-インターネットの歴史]
http://www.aibsc.jp/joho/otasuke_m/basic/02/01.html

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◆◇◆ストリームス「+AR」体験記◆◇◆

「幼児・児童向けにARで読み聞かせる絵本を出版」

絵本の出版社で働く編集者です。幼児・児童向けの新企画にあたり、ストリームスの「+AR」を使ったシリーズを販売することになりました。

昔話の『桃太郎』や『浦島太郎』などのイラストにARマーカーを設置して、キャラクターごとの音声が流れる仕組みです。親御さんに代わり、感情豊かに表現される声優さんや読み聞かせのプロによる声を吹き込みました。

読者の反響をみると評判も上々。なかなか絵本を読んであげられない方々に好評なようで、今後もシリーズを充実させていきたいと思います。

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ストリームスの「+AR」は既存の印刷物やオリジナルのデザインから、動画などの電子コンテンツを楽しめる画期的なサービスです。
データはアプリ「COCOAR2」をダウンロード後、スマホやタブレットから閲覧できます。

紙だけでは伝わりきらないプラスアルファのメッセージを届けてみませんか?

ストリームスは「+AR」や印刷物・Webのデザイン、事務局代行などの各種サービスを提供しております。
ご依頼やご相談などは、下記サイトよりお問合せください。

【お問合せ・お申し込みはこちら】⇒http://www.streams.co.jp/

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆

「福岡県の五郎丸駅で『560円』区間切符が話題」

福岡県久留米市、西日本鉄道・五郎丸駅発の「560円」区間切符が人気を集めています。地名や駅名、切符代の語呂合わせからも分かるとおり、由来となったのはラグビー日本代表の五郎丸選手。流行語大賞にもノミネートされた五郎丸選手ブームはまだ続きそうです。

福岡市中心部から40分ほど。14年度は1日の平均乗降客数が548人と小さな駅でしたが、今では観光客が多く足を運ぶスポットになりました。五郎丸選手のファンはもちろん、ラガーマンの親御さんたちのげんかつぎにもひと役買い、スポーツなどの勝負事にご利益があるという「五郎丸神社」の参拝客も増加傾向にあります。

話題になった“五郎丸ポーズ”をひと目見ようと、ラグビー・トップリーグの観戦者も増えているようです。ますます人気の高まる五郎丸選手の、今後の活躍にも期待したいですね。

●[福岡・五郎丸駅の「560」円切符がお守りとして人気!|Yahoo!ニュース]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151201-00000001-dal-spo

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◆◇プレゼント◇◆
「【とろなまバウムクーヘン】とろなまチョコ」を1名様

最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。
プレゼントのご応募は下記URLより直接お申し込みください。
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【締め切り:12月22日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。

メルマガについてのご感想をお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/

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_|_| 編集後記 _|_|

2015年も残すところあと1ヶ月ほどとなりました。
この1年を振り返ってみても、いつもと変わらず平凡な1年でした。
こうやって人は一生を終えるのですね。

日々なんとなく生きているイケガメ

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【ストリームスの各種サービス】
●事務局業務代行サービス
「事務局請負人」 https://www.ukeoinin.com/
●印刷物にプラスαを
「+AR」      https://www.splusar.com/
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「演題登録.net」 http://www.sec-information.net/endai/

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【メール通信「ストリームス Magazine」】第267号

編集・発行「ストリームス Magazine」編集室
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