ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2018/7/25 発行 第330号

長らくご愛顧いただいた「ストリームスMagazine」は今回で最終回となります。
2004年11月5日発行の第1号から、約13年半にわたり330号を発行してきました。

印刷やWebに役立つ知識や、歴史などじつにさまざまなテーマを扱ってきました。
バックナンバーをたどってみると、時代ごとに技術の変化があったこともうかがえます。
現在も日夜、印刷やWebの業界ではデザインの流行などがめまぐるしく変化しています。

メールマガジンは終了しますが、ストリームスを引き続きよろしくお願いいたします。

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+CONTENTS
┣ 印刷豆知識「印刷物やWebの歴史とストリームスの役割」
┣ ストリームス「+AR」体験記「夏祭りをPRするためにARを用いたポスターやチラシを制作」
┗ いまどきの流行りモノ「うなぎが乗っていない『たれめし』が話題に」

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◆◇◆印刷/Web豆知識◆◇◆ (最終回)

「印刷物やWebの歴史とストリームスの役割」

今回を以て、この「豆知識」のコーナーも最終回を迎えることとなりました。
これまでは印刷とWebの双方に関する豆知識を、月に1回ずつお伝えしてきました。
ラストとなる今回は、双方をふまえた情報をみなさまに紹介していきたいと思います。

デジタル全盛になりつつある現代でも、メディアとして紙は重宝されています。
世界最古の紙は、紀元前3500年頃にエジプトで発明されたものだといわれています。
当時は、水草であるパピルスの茎を加工して、書写の材料に使用していました。

印刷技術は、7世紀から8世紀にかけて中国で広まった木版による印刷といわれます。
その後、15世紀になると現代にも通じるグーテンベルクの活版印刷が発明されました。
普及するきっかけとなったのは、キリスト教の聖書を大量に印刷したことでした。
これにより、一般庶民の間にも聖書が広まり教育にも大いに貢献したとされています。

日本に活版印刷の技術が伝来したのはさらにその先、16世紀になってからといわれます。
熊本県の博物館「天草コレジョ館」には、日本最古とされる活版印刷機が展示されています。
19世紀に入ると、オフセット印刷が開発され現代のようにより大量の印刷が可能となりました。

紙と比較するとWebの歴史は新しく、発明されたのは20世紀が終わる間際の1991年です。
当初は、大学や研究機関などで情報を共有するためのネットワークとして構築されました。
文書同士をリンクさせる仕組みで、これが「World Wide Web」の始まりとされています。
その後、htmlのみではなくCSSなどにより、画面を通しての多彩な表現が可能となりました。

歴史を振り返ると、メディア自体の「何かを伝える」という本質は普遍的にも感じられます。
ストリームスも時代の変化と共に、さまざまな表現方法で意志を伝えるサポートをしてきました。
印刷物もWebも、何かを伝えたい人がいて、それを受け取る人がいるというのは変わりません。
今後も過去の実績や経験をもとに、みなさまの情報発信を支えていければと願います。

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◆◇◆ストリームス「+AR」体験記◆◇◆

「夏祭りをPRするためにARを用いたポスターやチラシを制作」

地方の商工会議所で、地元の夏祭りの広報や宣伝を担当しています。
各地から来る方に向けたポスターやチラシに、AR技術を導入しました。

毎年、地域の特色を活かした和太鼓の演奏や仮装行列などを展開しています。
今年はもっと魅力が伝わるようにと、映像で過去の祭りの様子をPRしようと決めました。
映像の中では、地元の方々にもご協力いただき方言を交えた挨拶コメントも収録しました。

年に一度の行事なので、ポスターやチラシを元にたくさんの方々に来場していただきたいです。

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ストリームスの「+AR」は既存の印刷物やオリジナルのデザインから、動画などの電子コンテンツを楽しめる画期的なサービスです。
データはアプリ「COCOAR2」をダウンロード後、スマホやタブレットから閲覧できます。

紙だけでは伝わりきらないプラスアルファのメッセージを届けてみませんか?

ストリームスは「+AR」や印刷物・Webのデザイン、事務局代行などの各種サービスを提供しております。
ご依頼やご相談などは、下記サイトよりお問合せください。

【お問合せ・お申し込みはこちら】⇒http://www.streams.co.jp/

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆

「うなぎが乗っていない『たれめし』が話題に」

8月1日は、うなぎを食べて精力を付けることでおなじみの「土用の丑の日」です。
数年前に絶滅危惧種に指定されたことから、うなぎの高騰を懸念する声も多くあります。
そんな中、関東甲信越エリアの大学生協で販売されている「たれめし」が注目されています。

たれめしは、名前のとおりご飯の上にかば焼きのタレのみがかかった商品です。
198円(税込み)と価格はリーズナブルで、大学生はもちろんSNSでも大きな話題に。
駄菓子の「蒲焼さん太郎」と合わせて、うな丼やうな重のように食べる事例もあります。

うなぎ自体の味わいはもちろん、かば焼きのたれというのも食欲をそそるものですよね。
目をつぶって食べてみても、うな丼やうな重を食べている感覚を味わえそうです。

●[土用の丑の日、うなぎ抜きの「たれめし」が大流行|ハフポスト日本版]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00010002-huffpost-soci

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_|_| 編集後記 _|_|

「ストリームスmagazine」を、永らくご愛読いただきましてありがとうございました。
印刷のことに目を向けてもらいたい、ストリームスを潜在意識のどこかにとどめていただきたい、そんな思いでメールマガジンをはじめました。
100号配信記念として『印刷豆知識』、その5年後『印刷豆知識2』も発行いたしました。
時代の流れで、印刷豆知識とweb時代の豆知識を交互に配信してまいりましたが、少しでも、「印刷」、「情報発信」の世界を身近に感じていただけたのであれば、これほどうれしいことはありません。
メールマガジンは終了いたしますが、ストリームスは永久に不滅です。今後とも変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

小川 正行

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【ストリームスの各種サービス】
●事務局業務代行サービス
 「事務局請負人」 https://www.ukeoinin.com/
●印刷物にプラスαを
 「+AR」      https://www.splusar.com/
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●オンライン参加登録システム
 「参加登録.net」 https://www.sec-informations.net/sanka/

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【メール通信「ストリームス Magazine」】第330号

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