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┃ストリームス Magazine┃ 2008/2/25発行 第80号
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「べにふうき」などの情報をお届けします。 □■
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原油と大豆の価格が高騰しているようです。
どちらも、日本人の私たちにはなくてはならないものだけに気になります。今年の冬は冷え込んでいるというのに…。
明るい話題に切り替えましょう。最近の明るい話題といえば、浅田真央ちゃん。
四大陸選手権の優勝も素晴らしかったけれど、エキシビションでの情感あふれるスケーティングの美しさに感動しました。韓国でも報道番組に出演するなど、大人気だとか。3月に行われる世界選手権が楽しみです。
+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「ぜんざい」
┣ 印刷豆知識 「お菓子の印刷」
┗ いまどきの流行りモノ 「べにふうき」
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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第80回
今回は「ぜんざい」
前回、ご紹介したホット・チョコレート、マリー・アントワネットの大好物だったそうです。このホット・チョコレートに匹敵する、わが日本のホット・スイーツといえば「ぜんざい」。
“善哉(ぜんざい)”という名前の由来ですが、食べたお坊さんが、あまりの美味しさに驚いて、思わずそばにいた“善哉”というお坊さんの名を叫んだことからといわれていますが、定かではありません。
この「ぜんざい」、関東では餅の上にあんを載せたもので汁はありませんが、関西では、餅と粒あんを使った汁のことをさすようです。室町時代の書物には、「年のはじめを、邪気を払い幸いをもたらす小豆と餅で祝うことを喜びとし、小豆汁に餅を入れたものを善哉餅として食した」と記されているとか。
コトコト小豆を煮込んだ「ぜんざい」で、寒い冬を乗り切りましょう。
●[田舎風手作りぜんざい] http://item.rakuten.co.jp/iki/1009008/
●[川端ぜんざい] http://www.meigetsudo.co.jp/products/kawabatazenzai.html
●[おぜんざい・栗ぜんざい] http://www.kanshundo.co.jp/sweet/win/zenzai/index.htm
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第80回
「お菓子の印刷」
バレンタイン・デー、ホワイト・デーと、なぜか、お菓子関係のイベントが多い冬場。今回は、「お菓子の印刷」についてお話ししましょう。
印刷というと、一般的には「紙」を思い浮かべる方が多いと思いますが、「空気と水以外なら、なんでも印刷できる」といわれるほど、多種多様な素材に印刷は可能なのです。もちろんお菓子や食品にも…。
表面に動物などのイラストが入っているチョコレートやビスケットがありますが、これももちろん印刷物。「可食性インク」といわれる、食品衛生法に基づいたインクを使用したものです。
印刷方式としては、「スクリーン印刷」が主流。40〜50℃の熱を加えると柔らかくなる「ホットメルト」というインクを使い、金属枠に目の細かいスクリーンを張り、その目の間からインクを押し出してお菓子の表面に印刷していきます(以前、自作年賀状の印刷に多用されていた「プリントゴッコ」と同じ原理です)。
こわれやすいビスケットのようなお菓子には、このスクリーン印刷に、「静電印刷」の技術を加えて行われることもあります。
「静電印刷」とは、静電気の力を使って、材料と版を直接触れさせずに印刷するというもの。この原理は、コピー機などでも使われています。
この「静電スクリーン印刷」のしくみを簡単に説明しましょう。まず、ステンレス製のスクリーンと電極を向かい合わせ、その間に焼き上げる前のビスケットを置き、直流電圧をかけます。スクリーン上に、植物性の色素と食品用乳化剤を数10ミクロンのトナー(粉状)にしたインクを乗せてブラシローラーでこすると、スクリーンの目を通過するときにインクが帯電してマイナスイオンを持ち、プラスの電極側に引っ張られ、間にあるビスケットの上にプリントされるというしくみ。
無圧印刷のため、材料を傷めにくく、金属やビンなどの曲面にも印刷できるという特徴があります。
ビスケットに印刷された動物の絵、どうやって印刷するのだろうと思っていましたが、こんなしくみになっていたのですね。
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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第78回
「べにふうき」
今年は花粉の飛来が激しいようで、憂鬱な思いをしている花粉症の方が多いのでは?そんな方は、いま注目の「べにふうき」を試してみてはいかがでしょう。
「べにふうき」とは、40年ほど前に誕生した国産茶葉のこと。鹿児島県枕崎市にある旧農水省茶業試験場で、アッサム系の雑種とダージリン系の茶葉を交配させ、国産紅茶の新品種として誕生したのですが、紅茶輸入の自由化が打撃となり、市場に普及することなく幻の品種として忘れ去られていた茶葉でした。その「べにふうき」に多く含まれている「メチル化カテキン」に、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を緩和する抗アレルギー作用があることが分かり、ちょっとしたブームになっています。
この「メチル化カテキン」は、一般的なカテキンに比べ、体内への吸収率が6倍も高く、血液中にとどまっている時間も長いのだとか。気になる味わいですが、独特の苦みに加え、紅茶に似たよい香りがあって、正直味はちょっと…というような健康茶に較べて、おいしく味わえるのもポイントが高いですね。
すでに「べにふうき」茶のペットボトル飲料が発売されているほか、ヨーグルトなどの商品開発も進められているとか。鹿児島県を中心に栽培に取り組む農家も増えているそうです。簡単に味わえる粉末タイプがネットでもたくさん販売されていますので、花粉が気になる方は、ぜひお試しください。
●[べにふうき緑茶] http://www.asahiinryo.co.jp/benifuuki/
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◆◇プレゼント◇◆
「『明月堂』の川端ぜんざい」を1名さま
最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。ご希望の方は、下記のURLからご応募ください。
http://www.streams.co.jp/data/mail.html
【締め切り:3月7日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。
メルマガについてのご感想もお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/
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_|_| 編集後記 _|_|
「たべっ子どうぶつ」小さいころ結構好きでした。でも、あんまり意識しないで食べてたなぁ…
その後、「コアラのマーチ」が登場したときは、かなりショックを受けました。
誰か、ウインクコアラ見つけたことある人いますか?
花粉症にはならない!と、勝手に決めてる渡会
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第80号
編集・発行「ストリームス Magazine」編集室
ご意見・ご感想はお気軽に、st@streams.co.jp までどうぞ。
配信申込・停止は、次のページから行ってください。
http://www.streams.co.jp/
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