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2025.04.07

ALIVE

2025年4月5日14時46分頃、彼らしい美しい放物線を描いた白球はレフトスタンドに消えました。
それは彼がプロキャリアで描いた300本目のアーチでした。
そう、彼の名前は「山田哲人」。
言わずと知れた「ミスタートリプルスリー」です。
球団生え抜き選手では池山現2軍監督に次ぐ300号到達です。
二人には共通点も多く、山田選手が入団時に2軍で打撃コーチをしていたのが池山現2軍監督でした。
右打ちの内野手であり、チームの顔。
なにより「背番号1」=「ミスタースワローズ」を背負った選手なのです。

プロ野球の外野スタンドでは得点が入った次の回、得点に絡む活躍をした守備につく味方選手に向かってその選手の名前をコールします。
山田選手はコールしているこちらに向かって、帽子を取り、天に向かって帽子を掲げたあと、深々とお辞儀をします。
その光景がとても好きで、応援したいという気持ちにさせてくれます。

セカンドベース付近でライトスタンドに向かってお辞儀をする山田哲人選手(2025年4月5日)

翌日には301本目のアーチを描きました。
夢へと続く道はまだ終わりません。
行け山田 新たな時代を

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