Home > 3月 7th, 2016
2016.03.07

フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展

1森アーツセンターギャラリーで開催中の「フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」を観賞しに六本木へ。
フェルメールとレンブラントは古典絵画の中でも大好きな二人です。フェルメールの作品が1点、レンブラントが2点で、後は同時代のオランダの画家たちです。
どの作品も写実的、しかし写真には見えません。どう見ても絵です。やはり絵は絵に見えた方が美しいと思いました。なかなか言葉にしづらいですが、細密描写とは違う絵としての美しさがあります。

 

写真のフェルメールの「水差しを持つ女」はやはり美しいです。実物は印刷物では彩度が高すぎていたのか落ち着いた印象で、サイズも40cmほどなので小さい作品です。
しかし、品のある美しさで構図がものすごくまとまっていて窓を開ける手から背景の地図の青い軸、水差しと手の角度、すべてが計算されていて目が空間に留まってしまいます。
色味も青、赤、黄と交互に表現されてすごいレイアウト力とデザイン力です。ずっと見ていたくなります。やっぱりかっこいい!欲しい!
色味とマチエール、サイズ感は本物を見た後だと画集やwebの画像だと伝わらないなと思いました。
3月31日までやっているので興味があれば実物を見てみてください。

http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/
2

PAGE TOP